子育て時期に、思い出す「あの人」。元気かなあ。

子育て中を思い出し、忘れられぬ人。

 

 何の拍子か。子供が「生意気な屁理屈」を言うから思い出した。柿崎さん。元気かなあ。結婚して、数年して子供が生まれ、新居として選んだ「コーポ花○」。自分たちはその2階に住んだ。初めての子供で分からないことだらけで。さぞ、夜泣きや何やらでうるさかっただろう。自分は、その階下の「おばさん」と何故だかうまがあった。何度か、外で会い「申し訳ない」的な事を話したら、「子育て中は、そんなもの。何かあったら気兼ねなく言いなさいね」と言ってくれたおばさん。その頃で60歳くらいだろうか。子供が目を離した隙にいなくなり慌てる中、子供の手を引いて連れて来てくれた。

 村勤めで、たまに取り立て海産物を持って挨拶に行くと、破顔して喜んでくれたり。

職場の都合で転勤になり挨拶に行くと、「あと10年はここにいるから」「また戻ってきてね」と言ってくれた人。元気でいるかなあ。出会いに恵まれた子育て時期。いろいろ難しい話も聞くと、本当に恵まれていたなあ、と思うこの頃。子供はすくすく順調に育っているかどうか、怪しく思うこの頃だけれど。一人暮らしだった柿崎さん。元気でいてくれたら。そんな事を思う今日。少し飲み過ぎたかも知れないなあ。