北海道北広島市コンビニのワイセツ男 画像公開の波紋

~15歳の「強姦未遂」。未成年と顔写真削除。「ごつい顔」があだに。

 〈どのような事件か〉

 16日午後7時30分ごろ、北広島市内のコンビニエンスストアで、石狩地方に住む20代の女性が客を装った男に、無理やりトイレに連れ込まれました。

 男は女性にわいせつな行為をしようとしましたが、女性が抵抗し、トイレから逃げ出したため、そのまま逃走しました。

 女性にけがはありませんでした。

北海道ニュースUHB

 

 このニュースが緊急速報で犯人の顔写真とともに流されたとき、あまりにごつい顔で「さもありなん」。これだけ顔写真が流されれば、すぐに捕まるな、と思っていたら、予想通りに、6時間後くらいに「自首」してきた。

 その後、この「ごつい顔」の人が15歳だとわかり、北海道警察は、急遽、顔写真を削除し、釈明(「どう見ても成人と思った)会見を行った。

 しかし、である。AVじゃあるまいし、白昼堂々とコンビニのトイレに女性を押し込み、事をなそうとした行為は、未成年だからと配意する必要があるのか、普通の15歳は、同様の行為はしないし、と思うわけである。また、加害者保護という現在の法体系・法解釈の矛盾を、世間一般の大多数は思ったはずである。

 まあ、顔写真削除といっても、「北広島市コンビニのワイセツ男 」と検索すれば出てくるし、それをまあ、道警も「黙認」する心境かも知れないが。

 石狩市に住む男ということだから、近隣住民や知人、過去の級友には、「ばればれ」だろう。コンビ二の防犯カメラを思いつかないあたりは、なるほど、15歳と思うが、今時の15歳は、それぐらい常識だ。きっと、こういう輩は、ろくな学校生活を送っていなかったろう事も、このあたりから推察される。似たような行為を経験があるのかもしれない。と、いささか厳しく書いてみたが、こういう犯罪は、意外と人相とか真面目不真面目とかいう日常の様子ではうかがい知れない部分もある。高校も退学であろう。そう言う意味では、自業自得であるが、その両親が、若干可哀想でもある。

 コンビニには従業員もいるし、客もいるから、安心、何かあったら「駆け込む場所」とも教えられる地域もあるが、世の中に「絶対安心」という場所はないのだ、と改めて考えさせられもした事件だった。