使い捨ての医療機器、洗って再使用 兵庫医大病院

~病院を標榜する資格がない。永久に業務停止だ!何が大学病院だ!

兵庫医科大学病院(兵庫県西宮市武庫川町)は29日、厚生労働省の通知で手術後に廃棄するよう定められている医療機器を、洗浄して患者130人に再使用していたと発表した。同病院によると、感染症など患者の健康被害は確認されていないが、手術後1年間は経過観察を行うという。

 この機器は、骨に穴を空けるドリルの先端に取り付ける金属製器具4種類。昨年12月から今年7月末にかけ、医療機器の洗浄を担当する複数の看護師が事前協議をせずに、手術で1度使った器具を洗浄、滅菌し、整形外科と脳神経外科で135回の手術に再使用していた。

 7月中旬に厚労省から西宮市保健所に情報提供があり、8月1日、同保健所と近畿厚生局が立ち入り検査。その後、同病院を文書で是正指導した。

 病院によると、看護師らは「厚労省の通知は知っていたが、滅菌して安全性が担保されていれば再使用しても問題ないと思っていた」と説明。同病院は看護師らの処分を検討する。(神戸新聞 8/29(火) 18:43配信)

 

 言語道断としか言いようがない。「厚労省の通知は知っていたが、滅菌して安全性が担保されていれば再使用しても問題ないと思っていた」。何という言いぐさ。医療村の頂点にある大学病院の資格が、もはやないのではないか。医療行為を止めて、研究にいそしめばいい、思う存分、願い通りに。

 昔、胃カメラの洗浄ミスでピロリ菌に感染した疑いが強い、と他の病院で言われ(あまり言いたくはないが、との事だったが)、状況と日にちなどを鑑みた結果だった。激烈な激痛・嘔吐(と言っても何も出ないくらいはき続けたが)で救急車で運ばれた夜の翌日の事だ。退院前日、その病院長に「どうする?」旨言われ、多分、認めないよね、とも言われたが、退院後、その検査センターに電話し、説明するも、当然、けんもほろろ。証拠を出せ、とか、なんとかばかり。証拠なんて出せるわけがない。ただ、同様に「検査センター」ではなく、専門も病院の専門医が、「胃カメラの洗浄不足で感染が多発して、その症例に類似している」というだけなのだ。ただ、他に思い当たるフシもなく・・・。

 医療は、その手技、知識、危険へのアンテナ、すべてに置いて「信頼」が前提となるのではないか。それを軽視するこの「大学病院」は、すでに、その資格がない。業務停止を含め、厳しい措置が当然だろう。