「死にたい」「リスカ」したいとうそぶく生徒の悲しさ。

ポーズ?でも本当だったら?・・・翻弄される教師・学校

 以前、ここでも記したお騒がせ女生徒。つい一週間前は、「教育相談」に指名した若い男性教諭に、「いいかげんにしろ」「あんたに私の気持ちなんかわからない」「わかるわけないだろう」などの意味不明な応酬のあと、その女性は、翌朝、これまた、お騒がせな生徒に「死にたい」「・・・は○○(男性教諭)のせい」と殴り書きを手渡し、家を出たあと行方不明に。・・・結局、近くの川辺にいたところ発見。学校にも行かない、家にも帰らないと「駄々をこね」、母親が迎えに来ると、笑顔で帰っていった。

 その後、何事もなかったかのように過ごすが、その女生徒、定期的に同様の問題を起こす。問題なのは、リスかが趣味で(周囲に公言していて)、学校で、「めんど」「だるー」と後ろ向きな発言のあと、行きたくない教科の教師の言葉尻をとらえ、トイレにこもり、周囲の数人の言葉によると「リスカ」しているらしい。怪しいもんだが、「私を見て見て症候群」だけに、油断ならず、学年団を疲弊させる。

 問題1、担任が、もともと超ゆるい。いつでも学級崩壊すれすれ。50代なのに、子供と近い距離でいようとし過ぎる。でも、肝心な「話」は避けて通りたい。

 問題2、隣の担任。30代半ばにさしかかろうとする女性。いわば、結婚したい症候群。どこかでたぶらかした10歳下の青年が「結婚してくれない」と保護者会の飲み会でこぼし、親を白けさせたり、ぶりっこぶりぶりの様子に職場の冷たい視線を生むが本人気づかず。その人が、彼女と新しい問題児のカウンセラー気取りで、ここでもいい子ぶりっこ。問題児2人は、自然と増長。

 問題3、主任は自分のクラスの「脅迫手紙」事件の事で手一杯。20も下の後輩にテンパッテいると言われる始末。その子らの持ち物検査の是非すら検討する気がない。

 問題4、違うところで問題児だった子が、そのリスカ生徒に関わった(自然とそうなる)ため、2人して死にたい、リスカしたいとほざく。まあ、その新リスカ少女も親は育児放棄で近隣市町村へ。本人は祖父母と暮らすなど同情される部分はあるが。・・・「腐ったみかん」法則で、面倒くさい事例が倍増。

  問題5、片方のリスカの先輩は、子だくさんで、幼少の頃より、面倒見てもらう経験が少なかった?「見て見て症候群」になる。まあ、家も猫の毛やら埃やらで酷い有様らしい。もう一人のリスカの後輩も、前述のとおり、親が育児放棄。心が育っていない。両人ともわがまま。半分は親・家庭に原因がある。・・・・どうしようもない。教師は親になれない。

 「死にたい」「リスカしたい」と手紙を残したり、若い男性教師に怒り飛びした、また1月後、その男性教師を「指名」し教育相談をしたり、翌日、明るい顔で下校したり。・・・いいから家で、親に言え。学校は、あなたの欲求不満のはけ口ではありません。(・・・その手紙を書いてどうしたいの?→この部分が、相談を受ける教師に足りないのだが)・・・ますます、彼女らは孤立するなあ。家庭、不勉強な勘違い若き教師、だらしない担任、視野の狭い教師軍団、いろんな複合的な要因で、彼女らの未来も閉ざされていく。・・・・まあ、仕方のないことか。