生きてきた証~2年間のつぶやき11

~~子育て・悩み・生き方~2年間の証をまとめてみた(11)

 子供が生まれ、大きくなり、親の心配を乗り越え、中学・高校と無事終わりを告げようとしている。その2年間の足跡を、色々なところでつぶやいてきた。生きてきた証として、記してみたい。

 

   〈心配尽きない、分身の息子の大学受験②〉

 センター試験終わる。1日目、息子の帰りの次の電車から運休。2日目。17:00から運休。なんとか、23:00頃帰ってきた。朝でなくてよかったなあ。さて、結果。夫婦とも共通一次で苦労したので、とんびの子はとんび。たくさん心配し、7割取れなかったらどうしようねえ、なんて話していた。模試の結果もK大志望だから、ぱっとせず、まあ、高校入試の事もあるし・・・。24:00位、自己採点。父、寝れず。(明日仕事なんだけどなあ)。無理矢理寝ようとしていたさなか、日本史にやられた、との声。ついで、7割7分しか取れなかった~、の声。7割7分。涙が出そう。凡人が。凡人の子が、高校で塾も行かず・・・。この時点で、親を超えたなあ。親は子が自分を超えることが最上の喜び。さて、第一希望は無理にしても、第二希望のH大は可能性圏内。さて、どう選択するか。怒りつつ語り、気がつけば、現実を、見据えながら努力できるようになったことが、うれしい。2次試験がどうなるか。父としては、「馬なり」で、子供のしたいように、でもいいかあ、と思いつつ。気がつけば、いただいた「白ワイン」が4分の3
なくなり、妻に「ストップ」かけられる。心配させていた両方の親に電話やらライン電話やら、酔っぱらいみえみえの連絡。「親は駄目でも子は育つ」。父も、転勤かもしれないが、今をまた頑張ろう。いい人もいるんだ。「こびさん」、感謝。 

     〈心配尽きない、分身の息子の大学受験③〉

 まあにいちゃんが大学の前期試験の為、京都大学に旅立ちました。怒り続けた3年間。最近はご飯とお風呂でしか顔を会わせませんが、最近「おや」という良い顔に巡り会います。現実的に最後尾ということでいろいろ真剣にぶつかり合いましたが、結局また、押し切られました。「高校受験でもあと一歩、サッカーでもあと一歩、そんなあと一歩に終止符打ちたい」、と正面向いて言われて、お父さんは「・・・」。あの優しいまあ兄ちゃんも、やはり悔しかったのだ、とサッカーの話を聞いて、まいりました。まあ、可能性は厳しいだろうけど、前期に夢を追ったリスクもたくさんあるけれど、父も経験した「負けて覚える強さかな」を、身につけてくれれば・・・おやおや、まだ始まっていなのに。彼の、父に言わない「心」の中に、尊敬してくれる妹に、尊敬される兄でいたいという想いがあることも妻から聞いて知っている。それが第三の志望動機であるなら、切なく、苦しいものもあるけれど。・・・男という生き物のの誰もが通る路だするなら、気がつけば、一歩また成長しているのか。合格しても、まだ、お父さんは学費を稼ぐために、京都に行けないのが心配?。その時は、お父さんのお小遣いで夏冬休みに会いに行こうと決意。まあ行きはともかく、帰ってこれるのかがすごく心配。京都は案外難しい。心配。・・・おちは・・・母は強しですね。たいしたもんだ。我が妻は。感謝・感心。自分の事で悩む暇はないなあ。

    〈後日談〉

 息子は、残念というか予想通りというか、今、リベンジに向けて挑戦中。無理とは思いつつ、もしかしたら、という気持ちになりどきどきしていた親ばかな自分に「喝」。

 娘は、着実に「夢」に向かい、精一杯の努力と青春謳歌中。そんな娘の尊敬する人は「兄」という。親として、幸せというしかない。感謝!