「稼げないなら応援せず」 山本創生相

「第三者感」に腹が立つ。偉いんだ、君は。

 

 山本幸三地方創生担当相は28日、地元の北九州市で講演し、地方創生を地方の平均所得を上げることと説明した上で「とにかく稼いでもらいたい。自助で稼ぐところは応援するし、そうでないところは応援しない」と述べた。

 企業誘致など地理的に不利な地域を抱える自治体から反発が出る可能性がある。山本氏は「自助の精神を発揮すれば、地方創生は必ずできる」とも訴えた。

 山本氏は、これまで視察した各地の取り組みを紹介。成功例として、島根県隠岐諸島海士町で町と住民が協力して魚介類の細胞を壊さない急速冷凍装置を購入し、特産のカキが高く売れるようになったケースなどを挙げた。

             (2017年07月28日20時25分 (更新 07月28日 20時51分)

 

 国にお金がないのはわかるが、じゃあ、地方が創生する(生まれ変わる)知恵はあるのか。それを「勉強」して、「提案する」のが、貴方(地方創生担当大臣)の役目ではないの?あなたは、では、何のためにいるのか。地方(庶民)は、日々、時給500円を稼ぐのに汲々として、生きている。自分で生きるのだから、変えたければ、知恵を出せ、一辺倒は、それは違うだろ。「余裕のある」専門職の議員・官僚も「知恵」を出すよう汗をかくのが筋ではなかろうか。

 こういう「想像力」のない人達が、政治家として選ばれ、大臣になる、ここにこの国の劣化を見る。そう言う人が作る「法律」「法令」も劣化するものになる。「えこひいき」「不倫」「癒着」「恫喝」「開き直り」・・・当然ながら、そこにロマンも夢も未来もない。

 国民が生活に追われ夢すら持てなくなったとき、この国はどうなるのか。いつかきた道へ(政治家に夢を託し、自らは「空」に。)逆戻りか。

 人を見る目がない総理大臣も末期だし、何度も失敗した人が再登板したがる民進党も末期だし、聖諦という心境にもなれない。困ったもんだ。

 「自分が偉い」と感じて仕事をする人が政治家として権力を握っては駄目なんだという見本をお見せになっているようだから、我々は勉強しないと。