教育の迷走・闇
先日の参観日のあとの「茶話会」と称する学級行事である。教師の立場的には「茶話会」だろうが「保護者との飲み会」だろうが「仕事」である。仕事だから、楽しい雰囲気作りに苦労する。(献血での事故を美人看護婦との絡みで笑い話にするとか) そんななか、…
~学校から体罰をなくすには、「諦めること」 学校現場から「体罰」がなくならない。それはなぜか。体罰がある意味ランナーズハイのような常習性・習慣性があるのは間違いない。だから、上意下達式の「部活動」で、それは起こりやすい。それ以外では、「子供…
何度も言うが、教師なんて普通の「大人」の一人。偉いわけでも、凄いわけでもない。たまたまそういう「教育課程」を選び学び、仕事にした人というだけだ。清濁併せのむというが、「ほめられる」事だけをしてきた人生の中で大人になった大人なんて、そうそう…
たくさんの学校を歩いてきて見えてきた良い学校の条件。平和で、いじめが無く、学力も向上し、仲間どおし、互いに認め合い切磋琢磨して、最後には、すべてのことが「良い思い出」に出来る生徒集団・学校。それは、どんな学校なのか。 一口に言えば生徒一人一…
嵐が過ぎ去って、安寧の日々は、1年で崩れ去るのだろうか。来年の4月に入学してくる現6年生の噂はそうそうたるものだ。 まず、その主たる男子児童。母子家庭で、母親を奴隷のように使っているという。その子は、頭がきれ、「教師はどうせ叩けないから」と…
経済格差→高校間格差→広がる格差。負のスパイラルは続く。 一時ほど騒がれなくなった「学歴」。「学歴信仰」は無くなったのか。事実は否である。確かに、「学歴→安心」という保証は無くなっているように見える。しかし、保証は無くなった代わりに、学歴格差→…
若い教師が陥りがちな「生徒に寄り添う」=「生徒と同レベル(お友達)」 ここには、意識レベルでの大きな問題点をはらむ。 1、大人として生徒の前に立つ「責任」の放棄 2、生徒に迎合=肝心なときに「お友達以下」になり、生徒集団を管理出来ない。 →「何…
名古屋の小学校教師だったか、北海道の女子中学生に携帯で自分の胸の写真を撮らせ送らせた罪で逮捕された。最近、そんなニュースばっかりで、子を持つ親としても「目のやり場」に困ることが多い。 でも、学校に限らず一定数の割合で「そんな人」はいる。それ…
「子供を変える」「子供を救う」。さすがに、今、公然とそんな事を言う教師はいないだろう。「勉強が出来ない子を何とかできるように」。これは、ちょっと見、当たり前の「目標」だが、実は、我々、教師の「傲慢さ」かもしれない事を、多くの教師は考えない…
最近、7年続けていたブログを止めたばかり。思ったことを、そのまま書くのは、意外と難しい。そのうち、最初のイメージとどんどん離れ、ランキングや読んでくれる人の数を第一義に書くようになり、「もうやめよう」、そう思った。・・・でも、やはり、自分…