なぜ貴乃花問題が気になるのか。それは組織によるいじめだからだ!

~もう少し語ろう。貴乃花問題。離れた場所にいるからこそ、声に出すべき。これは税金を使った「いじめ」なのだ!

 

 連日の貴乃花問題のTVを見て、腹が立つのはなぜだろう?まあ、幼い頃貴乃花が好きで、その真っ直ぐに「相撲(生き方)」に取り組む姿を見て、赤子の息子に、こっそり「貴乃花」と名付け、呼んでいたのは、横に置いておいて。それは、組織による「いじめ」だからだ。世の多くの人は、学校や、社会の中で、人間関係の軋轢を生きる中で、「いじめ」らしきものを感じたり、体験している人が多いと思う。まあ、意識せず「~していた」人もいるだろうが。今回の大乃国広報部長や理事長はじめ他の親方衆の有形無形な言動・行動は、明らかに多人数(組織)によるいじめである。公益法人という税金をいかに自分たちで使うか、という。それだけの視点で起こったいじめである。言葉を換えれば、多人数による個人へのパワハラである。それを、公の場で堂々と、省みることなく、恐れることなく発信する、その「でかい態度」が、腹立つのである。この部分は、少し離れている場所にいるからこそ、黙せず言葉にすべきではないか。そう思う。貴乃花一門の消滅が6月で、理事会が7月に、急に会所属の各親方が5つの「一門」のいずれかに所属することや、一門に関する規程を整備することを理事会で決めたことも、あからさまなのだ。協会は「一門の位置づけを明確にし、ガバナンスを強化するため」と説明しているが、「貴乃花を狙い撃ちにしたいじめ」「強烈なパワハラ」以外何者でもないだろう。「世論は、いずれ忘れる」という、どこかの○○大臣達の言葉ではないが、権力者が国民をなめているそのもの。それでいいのか。大乃国横綱で初めて負け越し、睡眠障害(太りすぎ)で引退、横綱としては、一番ぱっとしない、それは、ぱっとしない覚悟だったかのような、引退後の生き方(スイーツ横綱と呼ばれた)。まあ、がちんこと正反対の横綱だった。だから、人気もない。それゆえ、貴乃花が面白くない。まあ、彼だけがそうではない所に、この団体の闇もある。

 明々白々な「いじめ」を胸張って語る方々に、税金をかけていいのか。まず、そこ。貴乃花もいなくなるし、加害者天国の日本になりつつあるから、せめて、公益法人を取り消すべきである。でも、まあ、それを管轄する行政府が「安部内閣」だから、やる気も起こさないか。貴乃花、2度目の犬死にか。

 40代後半の貴乃花。これから、どうやって「生活」の糧を得、生き甲斐を見つけ、生きていくのか、人生の先輩としても、心配である。傷つき絶望し、命を投げ出すことのないよう、かれのこれからを祈りたい。